ワイヤーやロッドの端部に付く部品にはターンバックル、アイ、フォーク、トッグル、スタッド(ボルト状のネジ)などが有ります。
この端末をマストなどに固定するためにも色々な部品があります。
NAVTEC、 NAKASEN, OS, GIBB、HASSELFORSなどの既製品も使用しますが流線型のデザイン、特殊な寸法などが希望される場合は特注の部品を設計・製作する場合も少なくありません。
端末部品
端末の加工
ワイヤーやロッドの端末は出来るだけ強度を落とさず確実に固定する事が重要です。
ワイヤーはスェージング、ロッドはヘッディング加工で処理されます。

スェージング(写真 右)
ワイヤーの端末は部品(ターミナル)にワイヤ−を差し込んだ後スェージングマシンで金物を「かしめ」ます。
かしめられた部分の断面を見ると部品とワイヤ−がすき間無く密着して、良く見ないとただの丸棒のように一体になっています。
引っ張り破壊試験をするとワイヤ−が切断し、もとのワイヤーの強度に近い強度を発揮します。
1.5mmΦから20mmΦのワイヤーのスェージングが可能です。

ヘッディング (写真 左)
ロッドの端末はヘッディング加工と呼ばれる方法で特殊なプレスを使用してロッドの末端を大きく膨らませるます。
ロッドの強度が100%発揮されます。
3mmΦから16mmΦのロッドのヘッディングが可能です。
マストを支えるワイヤ-をステーといいます。より強度を高める為にロッド(丸棒)も使われます。
ワイヤー、ロッドともにステンレス製を使用します。
ロッドは通常の丸棒2〜3倍の強度を持つ特殊な線材を使用します。
ミリメートルサイズとインチサイズのどちらも可能です。
ワイヤー・ロッドの話